高温の環境がメスのトカゲを誕生させる。オスの性染色体をもっていても無効化

 魚類や爬虫類には、卵の中の性別が周囲の温度によって変化することがあります。

 「温度依存の性決定(TSD)」と呼ばれるこの現象は、1960年代にアフリカで発見されましたが、半世紀にわたる研究もむなしく、その詳しい仕組みは解明されていません。
 
 オーストラリア・キャンベラ大学は今回、同国固有のフトアゴヒゲトカゲを対象に、TSDの生化学的な仕組みを調査。

 その結果、2つの異なる遺伝子セットが、胚の性別を決定付けていたことが判明しました。

 研究は、4月15日付けで『PLOS Genetics』に掲載されています。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナゾロジー 2021.04.16
https://nazology.net/archives/87104