なんで光るんだろ? 紫外線に当たると発光する齧歯類見つかる

 色違いピカチュウ?

 ウサギっぽいけど実はネズミの仲間の「トビウサギ」。
 アフリカ南部に生息している野生動物で、日本ではペットとして飼われることもあるぐらい愛くるしい姿なんですが、毛色はいたって地味です。

 ところが、この地味な薄茶色が紫外線に照らされると、なんとド派手な赤・オレンジ・ピンク色に一変することがわかったそうです。
 最近の研究で明らかになったこのトビウサギの華麗なる変貌は、まだ哺乳類では数少ない生体発光の一例なのだとか。

■稀なケース

 生体発光とは、生物が太陽光から吸収した紫外線をカラフルな輝きとして放つ現象で、これまで魚類・両生類・爬虫類・鳥類、そして極小のクマムシなどに確認されていました。
 生体発光する哺乳類はまだ確認された例が少なく、有袋類のオポッサム、齧歯類のアメリカモモンガと、単孔類のカモノハシは光ることがわかっていたそうです。

 そして今回『Scientific Reports』誌上で発表された新しい研究論文では、世界で初めてトビウサギの生体発光が報告されました。
 アフリカ大陸で進化した哺乳類、かつ有胎盤類の生体発光が確認された例は初めてだそうです。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ギズモード・ジャパン 2/23(火) 21:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b88417c2e2e0b5ce985df189d51a608622e4f18