火星地下への穴掘りを断念。探査機インサイトがミッションの一部を終える

 アメリカ航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(JPL)は1月14日、現在火星のエリシウム平原でミッションを行っている火星探査機「InSight(インサイト)」の観測装置のひとつである地中熱流量計測装置「HP3(Heat Flow and Physical Properties Package)」について、運用を終えることを明らかにしました。

 HP3は火星地下の熱流量を測定することで「火星の核(コア)は固体か液体か」という謎に迫ることを目的に開発された観測装置です。
 その中核となるのは内部にハンマーを内蔵した通称「the mole(モール、もぐらの意)」と呼ばれる地中センサーで、周囲の土から得られる摩擦を頼りに地下5mまで掘り進む計画でした。

 土の状態は過去の火星探査ミッションで得られた経験をもとに推定されていたものの、インサイト着陸地点の地下はこれまでの経験とは異なり土が凝集しやすく、モールが穴を掘り進んでいくだけの摩擦を得ることができませんでした。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

sorae 2021-01-16
https://sorae.info/space/20210116-insight.html