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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210112/k10012810691000.html
米国で流行のウイルス 国内患者から発見 慶応大学調査
2021年1月12日 19時16分

新型コロナウイルスの遺伝子を解析している慶応大学のグループの調査で、
現在、日本で流行しているのとは異なる系統のウイルスが、国内の患者から見つかっていたことがわかりました。
イギリスなどで広がっている変異したウイルスに対して日本では水際対策を強化していますが、
グループでは、新しいウイルスが持ち込まれるリスクがあることが改めて確認されたとしています。

調査を行っているのは慶応大学医学部の小崎健次郎教授らのグループです。
グループでは全国13か所の病院で検査を受けた患者から集められた新型コロナウイルスの遺伝子を詳しく調べています。

その結果、去年11月、関東地方の病院で感染が確認された患者から、
アメリカの西海岸などで流行している「20C」と呼ばれる系統の新型コロナウイルスが検出されたということです。
検出されたウイルスは感染力などの性質が変化しているという報告はないということで、
グループではこの患者に海外への渡航歴が無いことなどから市中で感染した可能性があるとしています。

国内では、去年の第1波の後に残った2つの系統のウイルスが流行の主流となっていて、
これとは違う「20C」の系統は去年5月以降、検疫以外では見つかっていないということです。

新型コロナウイルスをめぐっては、イギリスや南アフリカなどで見つかった
感染力が強いとされる変異したウイルスに対し、水際対策が強化されていますが、
グループでは海外から新しいウイルスが持ち込まれるリスクがあることが改めて確認されたとしています。

小崎教授は「遺伝子の解析から、これまでの水際対策はうまくいっていたとみられるが、海外からウイルスが入ってきているのも事実だ。
全国的にウイルスの遺伝子の解析を進めて今後の状況を的確かつ迅速に把握する必要がある」と話しています。