低温側で1ミリワットの電力を消費していたらその熱を除去するのには
72ミリワット以上の電力が要る。これは全く理想的な状況であり、
実際には低温側に入り込んでくる熱を常に除去し続けるための電力・エネルギーは
馬鹿にならない(非常に大きい)。極低温液体を維持し続けるための装置は
大きく、かなりの電気を食う。
そのようなデメリットがあっても、もしも動かそうとしているのが量子計算機ならば、
通常のデジタル計算機では現実的には不可能な計算ができるだろうと期待されている
ので、低温の維持にうんと電力を掛けてでもやろうとする。