言葉が話せない赤ちゃんに話しかけることが脳の回路を変化させると判明

 子どもが最初に言葉を話し始めるのは生後1年ごろと言われており、それ以前の乳児は「あー」や「うー」といった意味のない声を発します。
 まだ言葉を発することができない時期は大人との会話を成立させることができませんが、スタンフォード大学の研究チームは「たとえ会話が成立しなくても、大人が話しかけることで乳児の脳回路が変化する」という研究結果を発表しました。

 Naturalistic Language Input is Associated with Resting-State Functional Connectivity in Infancy | Journal of Neuroscience
 https://www.jneurosci.org/content/early/2020/11/24/JNEUROSCI.0779-20.2020

 Conversing with infants may affect their brain circuitry | Stanford News
 https://news.stanford.edu/2020/11/30/conversing-infants-may-affect-brain-circuitry/

 乳児が発する意味のない「あー」や「うー」といった声は喃語(なんご)と呼ばれており、表情や声のトーンでなんとなく感情をくみ取ることはできても、他人とバリエーションに富んだ会話をすることは不可能です。
 しかし、会話ができないからといって「乳児に話しかけることが無意味」とは断定できません。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

Gigazine 2021年01月09日 12時00分
https://gigazine.net/news/20210109-engaging-conversations-infant-brains-develop/