選挙で次回も当選するためという短期的な視野しか持ち得ない議会政治の
問題点を是正し、長期的な技術への視野や法律や社会制度についてのメタな
議論をするために学術はある。
原子力が良い例で、短期的には見かけ上の利益を生むが、作りだした放射性
廃棄物は数千数万年間あるいはそれ以上の負債になるが、10年間20年間30年間
のうちは、原子力事故が起こらない間はニコニコしていられる。だが誰が
最終的に積み上げた廃棄物の負の遺産を始末するのだろうか。単に未来に
ツケを回しているので今が繁栄しているように見えているだけではないか?
原発作るメーカーに利益があったし、総括原価方式で電力会社は、発電の
コストを高くすればするだけ、利益を出して良いという市場経済原理とは
真反対の法制度を市場の地域独占とセットで享受していたからドンドンイケイケ
だった。企業は不都合になれば倒産して解散すれば良いから、
結局最後は国民がツケを払うことになる。