新型コロナウイルスの感染者が急増する中、症状がなくても、家族に高齢者がいる人などがPCR検査や抗原定性検査を自費で受けるケースが増えている。
結果判明までの時間や費用は異なるものの、両方とも「今、感染しているか」を調べる検査。
どちらが適しているのだろうか。
「症状がない人は、ウイルスが少量でも判定できるPCR検査をするべきだ」。
溝口充志久留米大教授(免疫学)は呼び掛ける。
PCR検査は「陰性」と誤判定される人が10%以上出るものの、厚生労働省は「どの検査よりも精度が高い」(結核感染症課)としている。
両検査とも鼻や喉の奥の粘液を採取して行う。
PCR検査は検体の中にウイルスが5個以上あれば感知し「陽性」と判定できるのに対し、抗原検査で一般的な抗原定性検査は100個以上ないと難しいとされる。
溝口教授は「無症状ということは、持っているウイルスが少量であることを意味する」と指摘。
抗原定性検査で陰性と誤判定されて、人に感染させるリスクがある期間に出歩いてしまう恐れがあるという。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
西日本新聞 12/1(火) 10:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/f929725df3c8f81232846d5beb7b771c1964f731