別ソース
ハキリアリは鉱物の「よろい」に覆われていた、昆虫で初の発見
11/28(土) 16:32配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/30b04fdd1cd1fb46744a5c2afb6f8bb1c0fd29e3
最新の研究によれば、中米に生息するハキリアリの一種は、外骨格が天然のよろいで覆われているという。
このよろいのようなコーティングは、マグネシウムを大量に含んだ炭酸カルシウムでできていた。
これと似た組成のコーティングを持つ生物構造は、ウニの強靭な歯でのみ見つかっている。

炭酸カルシウム(方解石)を主成分とする骨や歯は、多くの動物に見られる。
カニやロブスターといった甲殻類の外骨格にも含まれている。
しかし、昆虫から炭酸カルシウムが報告された例はこれまでなかった。

ハキリアリのコーティングは無数の小さな板状結晶でできており、外骨格を硬くする役割を果たしている。
11月24日付けで学術誌「Nature Communications」に発表された論文によれば、
この「よろい」はほかのアリとの戦いで脚を失わないように守り、さらに真菌感染を防いでいるという。

ハキリアリは研究がよく進んでいるだけに、これは驚くべき発見だ。
研究に参加した米ウィスコンシン大学マディソン校の進化生物学者キャメロン・カリー氏は
「ハキリアリに関する論文は何千もあります」と話す。
「自然界で最も研究されている昆虫の一つでこのような発見ができたことをとても喜んでいます」
今回はパナマハキリアリ(学名Acromyrmex echinatior)1種のみの研究だったが、
カリー氏らはほかの近縁種も同様の鉱物を持つのではないかと考えている。