ハードのことしか考えてないでしょ。

演算回数を少数のユーザーに独占させる選択と集中が果たして良いことなのかね。
演算量に発明発見や論文の数が正比例することはないだろうから。
研究に携わる人間の数がかなり重要。
デカいシステムを全系使ってでなければできない計算、というのはあるかも
しれないが、逆にできるからやっているという側面もあるのでは?
世界最大級の計算資源を使わないと世界一の結果が出ないというかもしれないが、
それは裏返せば、他人を資源から閉め出せば自分だけが一番になれるという
構造でもあるのじゃないか? 資源が豊富に手のうちにあれば、それをジャブジャブ
と使って計算の規模だけ大きくしてさっさと結果を出したくなるのじゃないか。
歯磨き粉も残りが少なくなれば大事に絞り出して少なくても使うが、それと同じこと
があるのじゃないかな?1万の資源量を持って居る人にとっては100がゴミ・誤差
だとして、100の資源量を持って居る人にとっては1が誤差かもしれないわけで。
円周率を1億桁計算できたら、次は10億桁を計算したくなり、それができたら
100億桁を計算して、と規模を大きくして世界1位になってギネスブックに載りたい
のと同様の暴走をしているだけかもしれない。