意識失い嘔吐、記憶あいまい 新型コロナ、脳まで侵入か

 新型コロナウイルスは脳にも感染し、「深刻な脳障害を起こす恐れがある」という報告が相次ぐ。
 髄膜炎や脳炎、意識障害のほか、記憶障害が出る人もおり、後遺症が心配される。
 脳の中で何が起きているのか。

 3月、山梨県に住む20代の男性が新型コロナに感染した。
 意識を失ったままけいれんし、嘔吐(おうと)したまま床に横たわっていたところを家族が発見。
 救急車で山梨大病院に運ばれた。

 脳を覆う脳脊髄(せきずい)液をPCR検査で調べると、新型コロナ陽性だった。
 頭蓋骨(ずがいこつ)と脳の間の髄膜が炎症を起こす髄膜炎とみられ、脳のMRIでは記憶領域にあたる海馬に炎症があった。

 退院後は日常生活に問題はないものの、直近1、2年間の記憶があいまいになったという。
 新型コロナへの感染が関係していると疑われているが、明確な原因はわかっていない。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

朝日新聞デジタル 11/14(土) 6:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/19e01f5c4a80b6fc8331d1386c5efe242dc7098b