ウグイスにホタル・・・ 気象庁、動物観測による季節調査終了へ

 気象庁は、サクラの開花などで季節の進み具合を調べる「生物季節観測」について、今年いっぱいで動物の観測をやめると発表しました。

 気象庁は1953年以来、各地で、その年に花が開花した日や鳥や昆虫の姿を初めて見た日などを観測し、季節の進み具合を調べています。
 観測の対象は、植物が「サクラの開花」など34種類41項目、動物が「ウグイスの初鳴」など23種類24項目に及びます。

 このうち動物の観測について、気象庁は、今年いっぱいで終了すると発表しました。
 その理由ですが、気象庁は、地球温暖化や都市の開発などが進み、対象の鳥や昆虫を見つけること自体が難しくなっているためとしています。

 一方、植物についても、観測対象を6種類9項目に絞るということで、季節を感じる知らせが、来年、一気に減ることになります。(10日11:19)

TBS系(JNN) 11/10(火) 11:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3136461df557ec4b4bda6feab43e7a74ff9971e