中国、「６Ｇ」実験衛星の打ち上げ成功

　次世代高速通信「５Ｇ」が実用化されて間もない中、中国で第６世代「６Ｇ」の実験衛星の打ち上げに成功したと、中国メディアが報じました。

　中国メディアによりますと、「６Ｇ」の実験衛星を載せたロケットは６日午前、山西省の衛星発射センターから打ち上げられ、発射は成功しました。
　四川省の大学と企業などが共同開発したもので、「６Ｇ」の実験衛星の発射は「世界初」だとしています。

　「６Ｇ」は宇宙空間での通信の実現を目指していて、今回の実験ではデータ通信に使われる電磁波「テラ・ヘルツ波」の宇宙空間での通信技術の検証を行うということです。

　「５Ｇ」の技術でも先行する中国政府は去年１１月、「６Ｇ」の研究チームを立ち上げるなど開発を加速させていて、２０３０年ごろの実用化を目指しているとみられます。（06日23:38）

TBS系（JNN）11/7(土) 0:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/75e811e5e693f2b319bd3ce8e8ae77839f531dd7