神戸にコロナ専門臨時病棟 全国初、全床が重症患者対応

 神戸市立医療センター中央市民病院(同市中央区)に、新型コロナウイルス感染症の患者を専門に受け入れる臨時病棟が完成し、7日に報道機関に公開された。
 プレハブ平屋建て2棟の全36床で重症患者にも対応でき、9日から運用を始める。市によると、全床が重症患者対応の専用病棟は全国初という。

 感染症指定医療機関の同病院では4月に新型コロナの院内感染が発生し、救急や新規入院患者の受け入れを一時中断した。
 感染リスクを減らすため、敷地内の職員駐車場に独立した専用病棟を建てることを6月に発表していた。

 36床のうち14床は集中治療室(ICU)の機能がある個室。医療従事者と患者の接触機会を減らすため、患者を別室の画面で見守る遠隔モニタリングシステムを全室に設けた。(青瀬健)

朝日新聞デジタル 11/7(土) 21:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a530865edd5bc91d1ae494f2be3ec9e1f51189c