人類が宇宙に滞在し続けて20年目の日、人類の偉業ISS

■国際宇宙ステーションの試練、成果、未来とは

 2000年のハロウィーン(10月31日)は歴史的な日となった。
 米国人1人とロシア人2人の宇宙飛行士を乗せたロシアのソユーズロケットが、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から、完成したばかりの国際宇宙ステーション(ISS)に向けて打ち上げられたのだ。

 クルーは2日後にISSに到着。
 それから20年間、地球低軌道上のISSには人間が1日も途切れることなく生活し、仕事をしている。

 ISSは、人類史上最も高価で技術的に複雑な建造物の1つだ。
 1500億ドル(16兆円弱)を投じて建設され、サッカー場ほどの大きさがあり、地球の上空408kmを秒速7.7kmの猛スピードで飛行している。
 居住空間は地上と同じ1気圧に与圧されており、これまでに世界各国の男女241人が滞在してきた。

 「この20年間、誰も大きなけがや病気をしなかったことは驚きです」と、ISSに340日間連続で滞在したことがある元米航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士スコット・ケリー氏は言う。
 「この仕事に地上のスタッフがどれだけ真剣に取り組み、細部にまで注意を払ってきたかがよくわかります」

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナショナル ジオグラフィック日本版 11/2(月) 7:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/bfaf100d447235a36531689aaa3fe28d0eb2826f