放射線を「可視化」できるガラス ロシアと中国の研究グループが開発

 放射線を可視化する素材が、ロシアのトムスク工科大学(TPU)と中国の研究グループによって開発された。
 その素材とは無機ガラス。
 様々な分野で幅広い応用が可能であるという。
 この研究結果は、学術誌「Journal of Luminescence」に掲載されている。

 この無機ガラスは、建物の透明な壁や屋根、街灯などの建設分野や様々な領域で幅広く活用されるという。

 今回開発された新しいタイプの無機ガラスは、希土類元素のイオンを多く含む多成分ガラス。
 研究者らによると、このタイプの無機ガラスには今後将来性が見込めるシンチレータという重要な物質が含まれているという。

 この無機ガラスが持つ潜在的な特徴は、無機単結晶の分野で主要な競争相手を追い抜くことができる。
 無機単結晶は、無機ガラスよりもはるかに優れているものの、製造コストが非常に高く、製造に手間がかかるという欠点がある。

 トムスク工科大学の研究者らは最近、エコでクリーンな燃料の開発に成功した。この燃料は、効果の面で褐炭に引けを取らないものだという。

sputnik 2020年10月30日 20:30
https://jp.sputniknews.com/science/202010307896911/