「砂糖イネ」開発に成功 広範囲での生産可能に 名大など

 中国・福建農林大と名古屋大の研究チームは、受精できないようにしたイネの変異体が、通常の米粒の代わりにショ糖を含む液体を生成することを発見し、「砂糖イネ」と命名した。
 砂糖の主成分であるショ糖はサトウキビやテンサイから作られるが、イネは幅広い地域での栽培が可能で、成果は製糖やバイオエタノールの生産拡大に向け期待できるという。
 論文は27日、英科学誌コミュニケーションズ・バイオロジーに掲載された。

 植物の種子が育つには、花粉に含まれる精細胞が卵細胞に受精することが必須と考えられてきた。
 福建農林大の笠原竜四郎教授らの研究チームは2016年、精細胞を運ぶ「花粉管内容物」と呼ばれる液体にその役割があり、受精しなくても種子が肥大することをシロイヌナズナの遺伝子変異体で発見していた。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

時事通信 10/27(火) 19:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a01d39d7fb08cc56efe30af7a1f0a953e68aca9