新型コロナが「スーパー抗原」の可能性、一部が細菌毒素に酷似
他のコロナにはない強烈な炎症を起こしうる特徴、子どもの重症化に関与か

 2020年2月以降、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染した米国の子どもは74万1000人におよぶ。

 幸いなことに、その大半は比較的症状が軽く、また感染した子どもの16〜45%は無症状とも言われる。
 一方で、このグループ(21歳未満)の子どもたちは、「小児多臓器炎症症候群(MIS-C)」と呼ばれる重篤な疾患を発症することがある。

 MIS-Cの初期症状には、発熱、発疹、腹痛、下痢、嘔吐などが含まれる。
. 急ピッチで進められた数カ月におよぶ研究のおかげで、当初は原因がわからなかったさまざまな症状を、明確な疾患として特定できるようになった。

 MIS-Cはまれな病気ではあるものの、数時間のうちに重度の炎症に発展し、ときには命に関わることもある。
 米国疾病対策センター(CDC)は、21歳未満のコロナウイルスによる死亡例を分析し、その大半がMIS-Cによると9月に報告した。
 これまでに米国で確認されたMIS-Cの症例は1097件で、死亡例は20件にのぼる。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナショジオ 2020.10.20
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/102000613/