ワクチン開発を急ぐアメリカ…各社のワクチンを比較検討せずに見切り発車で承認へ

 ニューヨーク・タイムズによると、アメリカで最初のコロナウイルスワクチンは、開発を急いでいることもあり、「中程度の効果」にとどまり、マスク着用の必要性を減らすことはできないかもしれないという。

 アメリカは「マスタープロトコル」と呼ばれる異なるワクチンを相互に比較検討する方法を取らず、個々の製薬会社が独自に試験を行うことを奨励している。

 このアプローチは迅速ではあるが、どのワクチンが最も効果的なのかを判断するのが難しくなる、とNYTは報じている。

 ドナルド・トランプ大統領は、1月までにワクチンを準備したいと述べており、健康に関する規制を迂回してワクチンを承認する可能性を示唆している。

 アメリカではCOVID-19のワクチン開発が急ピッチで進められているが、専門家によると、急ぎすぎることで効果が低下する可能性があるという。

 ニューヨーク・タイムス(NYT)によると、コロナウイルスワクチンの開発を急ぐことを任務とするトランプ政権の「オペレーション・ワープ・スピード(OWS)」チームは、異なるワクチンの比較テストをやめ、個々の企業に個別にテストさせることにしたという。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

BUSINESS INSIDER JAPAN 10/16(金) 8:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/5255b4ad7ec45321f6064daa2658ac7d524ea2b8