西南極の巨大な氷河に「崩壊」の兆し、さらなる海面上昇の危機が訪れる:研究結果

 科学者たちはこの数年、西南極にあるスウェイツ氷河の後退と、来たる崩壊の可能性について懸念を示してきた。

 南極の巨大氷河が急速に解けている理由は、気温上昇だけではない──その原因は「西風」にあった

 米国のフロリダ州に匹敵する面積をもつスウェイツ氷河は、西南極の氷床が南極海へ流出しないよう氷を保持する役割を果たしてきた。
 それだけに、スウェイツ氷河が崩壊すれば壊滅的な打撃が及ぶことになる。

 米航空宇宙局(NASA)の試算によると、この氷河の崩壊だけで世界の海面は2フィート(約60cm)以上も上昇するという。
 さらに周辺の氷河の融解による影響も合わせると、合計8フィート(約244cm)の上昇になる。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

WIRED.jp 10/2(金) 12:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/21f7d8990266a441da24c62cd479b5a7356fc555