攻撃は最大の防御なりという言葉があるが、

戦場で敵の進軍を阻むために、大量の弾丸を絶え間なく発射して
空間に弾幕を貼ることが極めて有効なように、学問の世界も大量の論文を
まき散らせば、他者は一応それらに目を通して検討せねばならず、それに
時間がとられてしまいその結果、新しいことを考え出すために費やしたり
新しい実験をすることにかける時間が奪われることになる。そうやって
お互いに一種の殴り合いをして妨害をする、そういうのを競争というのなら
それは発展でも進歩でもなくて愚かなことではないだろうか。軍拡競争にも
似ている。