>>66
血液脳関門ってのは血管内に関所っぽいものがあるんじゃないぞ
通常の血管の壁は毛細血管までくると結構スッカスカでな
血液に浮かんでる血球達(赤血球とか白血球、血小板)は原則通れない(白血球は外敵退治のためあっさり出ていく)ものの、
血の水分(血漿)やそこに溶けた物質は結構ドバドバと血管から漏れていけるんや
でないと全細胞に栄養や酸素を渡せないからね
赤血球は酸素を運ぶけどあくまで毛細血管付近まで運搬するだけで、細胞は水分に溶けた酸素を取り込む
組織に流出した水分はリンパ管に入って帰っていき、心臓の近くで再び血管に戻る

ところが、
脳内のほとんどの毛細血管の壁を構成している細胞達は、
すぐ血管の外側に張り付いてるアストロサイトという細胞と一緒にめっちゃ頑丈な壁を構築していて
血球どころか血漿(水分)も漏らさないようになっている
で、必要な酸素や栄養などの物質だけを血管の壁の細胞が取り込んでアストロサイトに渡し、
アストロサイトがさらに神経細胞に渡してる
だから、脳の神経に必要な酸素と栄養素、ホルモン物質等しか届かないようになっている
このシステムを血液脳関門というんや