サニブラウン、最高速度は秒速11.57メートル=陸連が「10秒02」分析
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190628-00000152-jij-spo
2019/6/28
YAHOO!JAPAN NEWS,時事通信

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 日本陸連科学委員会は28日、日本選手権男子100メートル決勝で優勝したサニブラウン・ハキーム(米フロリダ大)が
 10秒02の大会新記録をマークした際の分析データを発表した。
 向かい風0.3メートルと条件に恵まれず、
  最高速度は秒速11.57メートルにとどまり、
  9秒台の条件の目安とされる  同11.60メートルには
 届かなかった。

 2年前に10秒05で初優勝した際は追い風0.6メートルの条件下で、
 最高速度は秒速11.52メートルだった。
 この日2位に入った桐生祥秀(日本生命)は同11.38メートルで、サニブラウンが大きく上回った。

 最高速度に到達した50〜60メートル区間の平均ストライドは251センチ。
 100メートルを桐生よりも4.3歩少ない44.1歩で駆け抜け、特長であるストライドの大きさが示された。
 同区間の平均ピッチは1秒当たり4.62歩だった。(了)