【話題】「ハリウッドのセレブが恐竜の化石を買いあさるために古生物研究が進まない」と学者が規制を要求[03/10]
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大昔の生き物の姿がそのまま地層の中に残る化石は、太古の時代を今に伝えるアイテムとして多くの人に人気があります。特に恐竜の化石の市場価格は、ハリウッドスターをはじめとする裕福な民間の収集家による需要増加につれて年々高騰しているといわれています。そんな状況に対し、古生物を研究する学者が「恐竜の化石を一般に売買することを世界的に中止するべきだ」と規制を要求していると報じられています。
Dinosaur fossil collectors ‘price museums out of the market’ | Science | The Guardian
https://www.theguardian.com/science/2019/feb/24/dinosaur-fossils-collectors-museums-price-sale
化石の標本は美術品のマーケットで取り扱われているそうで、その価格は他の美術品にも負けないほどの高価格がつけられています。例えば、白亜紀末期に生息した史上最大級の肉食恐竜であるティラノサウルス・レックスの骨格は最大1000万ドル(約11億円)に達するとのこと。また、白亜紀に生きた草食恐竜のトリケラトプスの頭蓋骨は17万ドル(約1900万円)〜40万ドル(4500万円)、ジュラ紀後期に生息していた大型草食恐竜のディプロドクスの骨は57万ドル(約6300万円)〜110万ドル(約1億2000万円)で取引されるそうです。
恐竜の骨だけではなく、絶滅した動物の標本の価格も高騰していて、かつては史上最大の鳥類だったものの18〜19世紀に絶滅したと考えられているエピオルニスの卵の標本は13万ドル(約1400万円)で取引されたそうで、取引されたそうで、10年前と比べるとおよそ5倍の値段となっています。
しかし、こうした化石が市場に流れ、収集家の個人的なコレクションになることに対し、ミシガン大学の動物学科で淡水魚の進化を専門に研究するJerry Smith氏は「化石や標本が個人のコレクションに加わっても、その標本に含まれる新しい情報の理解や解釈、発見が科学のコミュニティにもたらされることは決してありません」と述べています。
2018年にパリで開催されたオークションに、およそ9mの体長を持つ未確認種の恐竜の化石が出品されました。この化石は230万ドル(約2億6000万円)で落札されましたが、アメリカの古脊椎動物学会はオークションの主催者に対してオークションのキャンセルを申請しました。化石の落札者は自分が種の命名者だと主張していたそうですが、古脊椎動物学会は「新種の命名は国際命名法にのっとって行われるので誤解を招く」と注意を促していました。
化石の人気が高まったのは、1993年に公開された映画「ジュラシック・パーク」の影響が大きいといわれています。オークションで化石を買いあさる収集家にはハリウッドスターなどのセレブリティが多く、特に俳優のニコラス・ケイジやラッセル・クロウ、レオナルド・ディカプリオらは熱心な化石コレクターとしても知られています。
珍しい化石は非常に高い価格で取引されることから、発掘現場や博物館から盗まれるなど、違法な手段で入手されたものがオークションに横流しされることも多いそうです。ニコラス・ケイジは2007年に、匿名でオークションにかけられたティラノサウルスの頭蓋骨をおよそ28万ドル(約3200万円)で落札しました。しかし、専門家の調べによって、この頭蓋骨はモンゴルの発掘現場から違法に持ち出された化石だったことがわかり、横流しをした古生物学者は有罪判決を受けました。その後、化石は無事モンゴルに返還されたそうです。
アメリカ古脊椎動物学会の元会長であるCatherine Badgley氏によると、アメリカのコロラド州・ワイオミング州・ユタ州でも化石が多く発掘されるそうですが、そこで発掘された化石のなかでも珍しいものはオークションに流れることが多いとのこと。「例えばコウモリの化石は非常に珍しい化石ですが、この半分が個人収集家の私的なコレクションに入っていた場合、それによって膨大な量の重要な情報が失われてしまいます」とBadgley氏は述べています。
Badgley氏は「化石標本が高価であるほど、古生物学的に価値が高いというわけではありません。化石収集家は、化石の科学的な情報よりも、希少性と経済的価値に注目します」と化石収集への理解を示す一方で、「化石を販売するべきではありません。ほとんどの化石、特に脊椎動物の化石は恐竜に限らず決してありふれたものではありません」と主張しています。
https://i.gzn.jp/img/2019/03/10/dinosaur-fossils-collectors/a02.jpg
https://i.gzn.jp/img/2019/03/10/dinosaur-fossils-collectors/a03.jpg
https://gigazine.net/news/20190310-dinosaur-fossils-collectors/ 発掘現場の賃金を考えて
高く売れなきゃ誰も掘れないよ
コレクターと交渉しな
世界一高いT REXも切り刻まれたし
付加価値が付くならコレクターは喜んんで提供するね 別に古代がどーとかどーでもええやん
つい最近の戦争中の研究も出来ない無能ばかりなんやし 他国の文化に上から目線で文句言って
中国に阿って
金に飽かせて学術的価値のある物品をアクセ代わりにして・・・
ほんとクズだなこいつら。
ハリウッドに籠もって金だけ使ってろ。そっから出てくんな。 ニコラス・ケイジ「いろいろあって、もう、いろいろ売り払ったわ!」 高額だからこそ
それだけのコストを出しても発掘をやろうとなる
だからこそ日の目を見る
そんなこともありそうだな 美術品なんかでよくやるように、化石コレクターのセレブはコレクションを
実績ある博物館に寄託すればいいんだよ。彼らの名誉もそれで上がるし。 コレクター用の化石は学術的には価値が落ちるんだよね。
発掘の時点で記録が取られていないし
周囲の調査も行われてない ティラノサウルスの化石は希少だと聞く
まして頭骨ともなれば、研究対称としてとても重要
トリケラトリケラトプスを含む角竜の頭骨も
その形状や大きさ故に状態の良い化石は貴重
>>15
というか資金だけ提供するようにしたらいいんだよ
発見者の一人として論文に載るとかね 学術的には発掘された場所や細かい破片も重要だから
現場保全しながら慎重に発掘するけど
コレクターに売る目的の業者は目立つ化石を効率よく探すために荒らしまくるから
学者としては困るらしいな >>16
手元において鑑賞と見せびらかしをしたいんだから無駄だと思う エジプトのロゼッタストーンが、トラファルガー海戦でイギリスに接収されたのは考古学最大の不幸。
モノはあるのに、当時ヒエログリフをほぼ独力で解読し社会の構造もバラバラの資料から解析したシャンポリオンは、生涯本物のロゼッタストーンを見ることがなく、写本も雑すぎて全く参考にならなかったという。 >>4
研究に使えないなら掘る必要は無い
>>12
コレクターに死蔵されて日の目を見ないから問題だ! というのが>>1の主旨だぞ >>2
自由主義の弊害
健全な民主主義社会であれば民意に基づいて適宜規制すべきとこやね 中国じゃあるまいし
そんな急ぐほど有益な研究じゃないんだから・・・
貸す義務くらいまでにしとき >>17
バブル時代に日本に押しかけてきた中国人が
最初は美術品・骨董品市場をさんざん荒らし回って
荒らし尽くしたバブル末期には化石に手を出して買いまくって
そのため多くの化石が出処不明になって学術研究の役に立たなくなった。
その後、ちょっと前までの中国バブルでまた同じことをやってたから、
ゴミ同然になった化石をハリウッドで売りさばいたんだろう。 レオナルド・ディカプリオ、世界の優れた芸術作品収集家の1人に選出
https://www.cinemacafe.net/article/2015/07/13/32654.html
>「Art News」誌が毎年発表する世界の芸術作品収集家200人のリストに
>その名前が掲載されたディカプリオは、現代芸術、コミック本、希少な本、
>化石などを集める素晴らしい収集家として称えられており、同誌は「彼が
>初期に購入した主要な作品の一つはジャン=ミシェル・バスキアの絵画
>でした」とコメントしている。
こうやって持ち上げるのが駄目なんだろうね
>「子どもの頃、僕はひたすら自然史博物館に通っていたんだ。そして大人に
>なった僕は、子どもの頃の夢を叶えたくて、いまはいくつか家に化石を持って
>いるんだよ」「いくつか肉食恐竜の化石をね」と、化石を買うことで子どもの
>頃からの夢であったことをあるインタビューで明かしていた。
ひたすら自然史博物館に通っていて此の程度理解
小学生の方がマシな見方するぞ
まあ言ってる内容が嘘なんだろな >>4
コレクター向けの発掘はきれいなものだけをとり、そのためにはその付近にあった化石や土をスポイルするので取り返しがつかない 学術的な価値が高いものは私有財産化させずに
社会的共通資本と見なして国が所有し、
学問的に開かれた文化財として保存するべきでは? >>6
こういうやつが一番きらい
ひとを無能よばわりする手前はさぞ有能なんだろうな >>35
世間に出てないからこんな発言するんだよ。
井の中の蛙に地の底で死ぬまで夢を見させてやりな。 化石を直接保持するのではなく、化石発掘のパトロンになるような制度をつくれないのだろうか
調査が終わった化石は展示が可能とか >>39
それに加えて、新種記載時に学名へのパトロンの名前の献名か、原著論文の著者にパトロンを加えることを選択する
というのがいいんじゃないかな。 999に化石化ガス雲で化石になった女性をコレクションする金持ち(機械化人間だった?)と、それを取り戻そうとする元恋人とかいうエピソードがあったような 学術研究者は既に多くの利権を持ってんだからごちゃごちゃ言うなや
化石高騰して研究費で賄えないならその程度の価値の研究なんだわ
必要な研究なら化石代出るし理由も分かる 化石が高騰するよりも、雑に掘り出されて研究の役に立たない方が問題じゃね? 俺がビル・ゲイツだったら
でかい化石買って、福井の恐竜博物館に寄贈するのになぁ 買う、じゃだめ
出た場所や、周辺の様子、化石が埋まっていた状況や骨自体の状態も大事で
その化石の来歴を研究するための資料になる
金だけ出して手出ししないのが一番
手本としてはアンドリュー・カーネーギーだろう
私費で博物館を設立、研究者に資金援助
出資した発掘で発見されたディプロドクスに
種小名が献名された 献名制度いいぞ。
俺も自分が採集した新種候補の昆虫を詳しい生態データとともに分類学者に標本提供して
新種の学名の中に俺の名前を入れてもらった。
図鑑にも2冊載って、一応科学史に名前が残った。 >>47
へえ、そんな制度があるんだ、全く知らなかった
ともかく新種を発見して良かったねえ、おめでとう
少し大袈裟だけど人類の知的財産の蓄積にちゃんとした貢献ができたじゃないか、素晴らしいよ 盗掘された化石や考古学的遺物は出土状況が不明なので学術的には一切役に立たない。
彼らは人類の文明の進歩をドブに捨てている。 研究したいならセレブより金積めばいいじゃん
研究は義務じゃないんだし vygvtyftytyvhvhvhjvhvhjvhjhv 金はセレブに出させて、標本は研究者が触れるようなシステムはできないもんかね
研究したい時に研究者に貸し出すシステムとか、本物より綺麗で精巧な模型を一点だけ所有者に譲りわたすとか 化石はどこでどんな風に出土したのかも重要だし、掘り出したことで劣化することもあるからなー
まあ知的探究心で過去を知るのもいいが、化石見たからって何が出来るわけでもないしな。
経済活動に任せてりゃいい。 Eテレ ピカイア!再 #06「すすめ、フナクイムシ作戦!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています