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"Epomis"ってのが、まさにオサムシ科アオゴミムシ亜科に属する
オオキベリアオゴミムシ属の学名。

この属はユーラシア大陸からアフリカ大陸の広い範囲に分布するが、
食性が知られている限り、どの種も成虫と幼虫の両方が
カエルやイモリなどの両生類の捕食者。

成虫は小型の両生類を直接捕食するが、
幼虫は両生類の体に取りついて寄生するところから始めて最終的に食い殺してしまう。
このとき、初齢の1齢幼虫から終齢の3齢幼虫まで1つの齢に1個体ずつ、合計3個体の獲物を
食い殺して成長する。

日本にいるオオキベリアオゴミムシは何人かの専門研究者とアマチュア飼育家が
飼育経過をネットにアップしているので、検索してみてくれ。

学術論文では、イスラエルの研究者が中東に分布している2種の生態を詳しく研究したのが、
2本ぐらい論文になっている。