最新の週刊新潮の2019年2月28日号
https://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/
に、記事として
認知症1000万人時代に朗報!「アルツハイマー」予防に劇的効果の既存薬
治療より発症抑止が有効!いつ用途すれば防げるか

というタイトルのものがある。
その記事内容によれば、従来から日本でライ病に罹って強制収容所に
収監されていた患者には、なぜかパーキンソン病に罹患する者が
少ないことが知られていたのであるとか。そこで強制収容所に入れら
れていた患者に投与されていた薬にそのヒントがあるのではないかと考えて、
患者に投与されていた数種類の薬の薬効をネズミを用いて実験したところ、
脳内の異常タンパク質の形成抑止に明白な効果をもたらす薬が1つあることが
確定したというのだ。その薬はこれまでライ病患者には従来から長期に渡り
投与されていたものだから、人体に対する安全性は比較的担保されている
といえるだろう。

 この報告がもしも本当であって、それがヒトにも適用できて
パーキンソン病などの脳神経系に異常タンパク質が溜まることで
晩年になって発症するとされている神経病を予防あるいは治療できたとしたならば、
ノーベル医学賞並みの大発見になる。イグノーブル賞を遙かに超える偉業だ。

虚報ではないことを祈る。