がんを克服した医師がみずから実践している「素朴な食事術」を明かす
簡単にできる、ポイントは空腹時間
青木 厚
ttps://gendai.ismedia.jp/articles/-/60919
よって、がん予防をするためには、「@細胞の質の劣化を食い止め、細胞のがん化をできるだけ少なくする」ことと、
「ANK細胞の活性を上昇させる」ことが大切となります。

これと同じことが、身近な風邪にも言えます。

私は舌がんに罹患した40歳当時、月に1回は風邪をひいていました。風邪を発症するのは、ウイルスに感染した咽頭粘膜の
ウイルス感染細胞をNK細胞が殺傷できないからです。つまり風邪をよく引くということは、NK細胞の活性が弱いことを
意味しており、その体質を改善できれば、同時にがんの再発を防ぐ可能性も高くなるのです。

そのことに気づいて以降、私は、「@細胞の質の劣化を食い止める方法」と「ANK細胞の活性を上げる方法」をテーマに
研究を重ねました。

その中で、Autophagy(オートファジー)や”intermittent fasting(間歇的断食)”というキーワードに出合いました。

オートファジーとは、簡単にいうと人体の古くなった細胞を新しく生まれ変わらせる仕組みのことです。細胞が新しく
生まれ変われば、NK細胞の活性も高まります。つまり、オートファジーを誘導させることは、がんの再発を防ぐのに効果を
発揮するのです。

ちなみにオートファジーは2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典栄誉教授の研究テーマで、今世界中で
注目が集まっています。
(続く)