>>161
犯罪心理が犯罪を抑止、予防、対策するために犯罪心理学という形で情報の総括を
やっているように、医療も治療のための情報として病理を体系化していっているんだよ。
勘違いされやすいのは精神分析学も医療も犯罪心理学も同じ。背景を学ぶことがない
まま、結論めいたページの抜粋を見るだけで、あれはサイコパスとか気軽に言い出す人
が多くなった。

実際のパーソナリティ障害への医療の対応は、困った人や家族が普通の生活をするため
の指標として分類する。ちなみに上で他の人も言ってるけど、パーソナリティ障害の人に
パーソナリティ障害と伝える医師はかなり少ない。あくまで躁鬱が強い、現実とは違うこと
を考える傾向がある、だから気持ちが抑えられないときはこの薬を飲んで、普通に人と言葉
を交わして安心できるようにこういう訓練をしましょうという。

もちろん普段の困ったことは家族しか知らない。本人も上手く伝えられないかもしれない。
だから医師は丹念に質問しなきゃいけないし、場合によっては家族も一緒に面会して、普段
の状態を教えてもらう人もある。(問題が起きてる家庭は家族もピリピリしてるからそれも
理想的にはいかない場合が多いが)

※例外的に、患者が自分で実感を持って自分の問題を把握することが最優先という医師は
 真っ先に伝える。が、その障害がどのような特性を持ってて、一般的にはどういう過程を経て
 普通の生活に戻るということも必ず併せて伝えることになっている。

医療のパーソナリティ障害の対応は、判りやすい本がいま沢山出てるし、最近じゃメディア
でもたまに取り上げられるようになってきているよ。