正体不明の粒子「暗黒物質」、国内観測終了へ
2017年10月29日 14時41分

宇宙に大量に存在するとされる正体不明の粒子「暗黒物質」の初観測を目指す日本のプロジェクトが来年末で終了することになった。

東京大宇宙線研究所などが2013年に、岐阜県飛騨市で本格観測を始めたが、装置を大型化する後継計画のメドがたたず、国内観測の終了を決めた。研究者らは、イタリアで19年開始予定の新実験に合流して研究を継続する。
 
中止が決まったのは「XMASSエックスマス実験」と呼ばれるプロジェクト。液体のキセノンを満たした観測装置を地下に設置し、飛来する暗黒物質を捉えようとしてきたが、まだ見つかっていない。
--- 引用ここまで 全文は引用元参照 ---

▽引用元:YOMIURI ONLINE 2017年10月29日 14時41分
http://www.yomiuri.co.jp/science/20171028-OYT1T50134.html

▽関連
東京大宇宙線研究所
2017.10.26:
東京大学宇宙線研究所将来計画検討委員会 最終報告書
http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/public_relation/blog/171026.pdf

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