さすがにヒョウとかトラ相手
あるいはノイヌの群れ相手だと分が悪い

そういうのがバリ島方面からはロンボク海峡の深海ゆえ渡って来られず
ボルネオのウンピョウは樹上性が強くて乾燥が強くまばらな森しかない小スンダ列島には生息できなかったのかなあと

でもノイヌだけは「いた」のだが、それが何でコモドオオトカゲに影響を与えたなったのかが分からん
(1997年にフローレス島で外部から持ち込まれたイヌに感染していた狂犬病が伝染して全島で狂犬病が蔓延し
インドネシア政府は、フローレス島の全てのイヌを駆除したとの事!!!)

フローレス島にいたゾウはステゴドンの仲間だが肩高1.5mしかなかった
島嶼で小型化したせいもあって、さらにゾウの仲間ということで足裏べったりでしか歩けない鈍い動きゆえ
水場ででコモドオオトカゲに噛み付かれて毒と病原菌を練り込まれ遠からず餌になってしまうのにもってこいの生物だったと

でもヒトがフローレス島に来てそれらのゾウを最終的には絶滅させた?なんて話もある
そしてコモドオオトカゲはフローレス島では限られた場所のみでしか生息できなくなったんだと

これらの島で今生き残ってる草食動物はスイギュウやシカやイノシシなどもっと素早い生物だ
乾燥して暑く哺乳類も逃げるべきかどうかの判断が一瞬ずつ遅れるような地域だなあ

ttps://www.kahaku.go.jp/procedure/press/pdf/137590.pdf
もう1種類、ハゲコウ(死肉を食べるコウノトリの仲間。アフリカに1種類アジアに2種類、現在いる)に
高さ1.8m、体重16kgの種類がいたのか
ttps://en.wikipedia.org/wiki/Leptoptilos_robustus
こいつも捕食者としてかなり強力だったのではとあるが、16kgじゃ体重100kg以上の哺乳類にはそんなに脅威では無いだろうな
人間がこいつと同じ部屋に閉じ込められたら大怪我をさせられてしまうだろうが

尿素+水で窒素排泄をする乾燥に弱い哺乳類の大半が小型化し、鳥とかトカゲとかが巨大化すると
で、ネズミなんぞがちゃっかり大型化する

もうちょっと西のスンバワ島にはこういう動物はいない
200年前にも巨大噴火があったがそういうのを生き残れなかったか
南にスンバ島というのがあってそこはもっと乾燥していてコモドオオトカゲ好みに思えるんだが、
距離が遠いせいか辿り着けなかった模様