「機動戦士ガンダム」や「ゲッターロボ」などに代表され、世界中で数多くの熱狂的なファンを有する日本のSFロボットアニメ。

大地や宇宙を縦横無尽に駆け巡り、ビームや剣などの武器や、ロケットパンチといった必殺技で敵と闘うロボに魅了された少年少女の中には、「いつか自分も操縦してみたい」と夢見た人も多いのではないだろうか。

そんなロマンが、とうとう現実になった。

□ツバメインダストリの搭乗型ロボット“アーカックス” プロトタイプが2023年6月に完成 - ツバメインダストリ株式会社
https://tsubame-hi.com/news/press1/
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□(81) アーカックス、出る! Archax, launch ! - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=nRDRuGrKjKA

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□アニメの世界が現実のものに
ネイビーを基調とした塗装の装甲に身を包んだ、台形型のゴツゴツとしたシルエット。

両腕の前面にむき出しとなっている黄色の動力パイプのようなパーツが、戦闘用ロボットを模した雰囲気を際立たせる。頭部には〝ガンダム〟に登場する敵勢力「ジオン公国軍」の主力モビルスーツ「ザク」を連想させるオレンジ色のモノアイ風ライトが、妖しく光る。

8月19日、メディア向けの内覧会が開かれ、神奈川県横浜市の本牧埠頭にアーカックスが姿を現した。脚部に取り付けたタイヤ4輪を用いて走行した後、ウィーンという心地よい駆動音を響かせながら両腕や腰をなめらかに動かし、歌舞伎役者が見得を切るようなポーズまで取って見せた。

さらに前脚を前方に展開し、両腕を折りたたみ、目の部分にもバイザー様のカバーを降ろすことで、走行用のビークルモードへの変形も披露した。その間わずか15秒。通常時の最大速度は時速2キロだが、この状態では時速10キロまで速くなる。

SF世界から飛び出してきたような造形と動作が、非日常的な雰囲気を演出する。発表会場は何の変哲もない大型物流倉庫だったが、まるでロボットの秘密基地に迷い込んだようだった。

2本のジョイスティックとペダルを駆使し、デモンストレーションを担当した「パイロット」は、ツバメインダストリの石井啓範CTOだ。日立建機出身、横浜港で展示されている「動く原寸大ガンダム」の開発を主導したフリーエンジニアで、アーカックスの設計も担った。(石井さんのガンダム開発についての詳細はコチラ)
□元ガンプラ少年が「動くガンダム」実現した半生 ロボ研究→建機メーカー勤務の技術屋が尽力 | ゲーム・エンタメ | 東洋経済オンライン
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動力にはEV向けのバッテリーを採用し、関節には産業用ロボット、フレームや操作系には建設機械の技術を活用した。内部のフレームは鉄やアルミ合金の金属製で、外装は繊維強化プラスチックを使用し、メカとしての質感維持と軽量化の両立に成功。胸部などに取り付けた計9台のカメラで、コックピット内に設けた4面モニターに外の様子を映し出す。

産業用ロボットや建設機械の安全規格に準じ、低重心で転倒しにくい構造にした。ハッチを開き、操縦席から舞い降りた石井さんは、「今度は人が乗って動かせる物にこだわりました。『カッコイイ』と言ってもらえるのが、いちばん嬉しいです」と笑顔を見せた。

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2023/09/03 6:00
東洋経済オンライン
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