「鬼滅の刃」制作会社を告発 1億3900万円脱税容疑 東京国税局

「ファンの皆さまをはじめ、関係者に心よりおわび申し上げます。
持続可能なより良い作品作りに向けた制作環境の整備に向け、法令を順守し、
経営の適正化に努めて参ります」とコメントした。既に修正申告し、全額を
納付したという。

 関係者によると、同社は東京と大阪にあるカフェ4店舗の売り上げについて、
決算期末後にデータや帳簿を改ざん。2015年8月期、17年8月期、18年8月期
の3年間に、約4億4600万円の所得を隠し、法人税約1億1000万円と消費税約
2900万円を脱税した疑いが持たれている。

 都内の店舗の売り上げは、金融機関を介さず、現金のまま近藤社長の自宅で
保管していた。改ざんは同社長が経理担当者の妻に指示し、
売り上げの3〜5割程度を圧縮する形で、毎期1億〜2億円ほど除外していたとみ
られる。

 国税局は昨年3月、強制調査(査察)に着手。同社長の自宅兼事務所
にあった金庫からは現金約3億円が見つかった。

ホームページなどによると、同社は00年に設立。「鬼滅の刃」や「テイルズ 
オブ」シリーズ、「Fate」シリーズなどの人気アニメを手掛けるほか、
国内5都市と韓国でカフェやレストランを運営している。09年から18年にかけ、
徳島県で開催されたアニメ・ゲームイベント「マチ★アソビ」をプロデュースし、
同年10月の3日間で全国から約7万1000人が来場した。