最適化されたGeforceのRTX2080
たったの2944CUのコアしか持たないGPUとら同等の戦いを繰り広げるためには、最適化されていないRadeonでは3840SP積まなければまともに殴り合うことが出来なかった

その結果、コア数の多いRadeonは消費電力や発熱に長年苦しめられてきた。
仮にRadeonに最適化されていたのならGeforce以上の性能を出せるはずなのに、Nvidiaの戦略によってRadeonへの最適化は進まず、RadeonはGeforceへの最適化に対抗する為にコア数を増やして対抗するしかなかった。

しかし、Naviはその長年の問題点を克服しGeforceに寄せるという戦略に出た。高度な演算性能を捨て、ゲーミング性能をたたき出すために。

RX5700は2560SP そしてAMDが対抗とするRTX2070は2304CU。性能差はRX5700が2070より10%高いとされている。つまり、RadeonはGCNの呪縛から解き放たれ、ほぼ同じコア数でGeforceと同じゲーミング性能を得たことになる。

これからは対等なライバルとしてRadeonとGeforceは競い合うことになるだろう。