>>446
数時間の素材で「上手い歌唱」を学習するという研究目的は、SCOPEと関係ない自分のような一般人には二の次、
「鼻声ノイズが少ない」「音素が明確に聞き取れる」「人間らしい声色を持っている」ことが自分には大事なんだな。
で第三者が「まだ難もあるけどこんだけ生っぽく歌ったよすごいよ」とやってくれるのは純粋にありがたいのよ。
というのもボカロは今まで長年突き詰めてみても、どれについても自分の理想に遠いし(良くなってきたけど声色がね…)
音声・歌声合成界隈の現状水準を踏まえてのSCOPEの意義は理解できる一方で、現行ささらは既知の中の人と技術で
製品化して実績があることから母体のCeVIOプロジェクトと、SCOPEの研究を同じレールに乗せるのか?が気になってる。
まず研究を成功させるのが最優先なのは当然なので、学習素材を厳選して、歌にうるさい専門家の評価に耐えうる精度を
出すように持っていくだろうし、CeVIOプロジェクトで新ささら・新IAをリリースするためには、大人気になってる中の人や
所属会社にお願いして新しい素材で高品質に仕上げなきゃファンががっかりするから、コストがかかって大変に違いない。
さしあたり製品化するなら研究時に厳選した素材、別人のボイスで出してくる可能性もありそうだ。
要するに、昔の素材でとりあえず学習して仕上がったAIささら・IAの声が聴けるのは、テクノスピーチのサンプル以外では
このCDだけになるかもしれない。ならば自分はささらに需要があるからこれは記念で買っておきますよと。