★☆・゜☆【防犯・安全】関連 <【2022年春】“客引き禁止”札幌市が条例へ>【札幌市】 ☆・゜☆★

★妥当?行きすぎ?“客引き禁止”札幌市が条例へ
https://www.youtube.com/watch?v=L88rikDhuvs

★客引き禁止、札幌市が新条例 居酒屋・カラオケ店も対象、来春にも
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/607441?rct=n_hokkaido

札幌市は、ススキノ地区など繁華街での「客引き」を全面禁止する新条例の来春施行を目指す。
風営法や道条例など現行の法令より規制を強め、居酒屋やカラオケ店を含む全業種に対象を拡大。
飲食店などで働くよう勧める「勧誘(スカウト)」も規制する。

5万円以下の過料や氏名住所の公表を罰則とする。市議会での議論を経て来春にも施行を見込む。
専門家らでつくる市の審議会が2日、条例の目的や規制対象などを盛り込んだ答申案を了承した。

条例制定に向けて動き出した背景には、居酒屋やカラオケ店などの悪質な客引き行為が
近年増えていることががある。

市が7月、市民480人に行ったアンケートで、約9割が客引きについて「好ましくない」
「どちらかと言えば好ましくない」と回答した。
「ぼったくりに遭いそうで不安」「不快な気分になる」「安心して街を歩きにくい」などの理由が多かった。

また、ススキノ利用者や町内会など670人へのアンケートでは、約7割が「規制の拡大が必要」と回答したという。
市は今後、パブリックコメントを実施し、更に市民の意向を探る。

◇営業との線引き困難
市が施行を目指す条例は、営業活動と客引きとの線引きが難しいなどの懸念があり、
実効性をどう保つのかについて、市議会での議論が注目される。

答申は、宣伝のためティッシュやチラシを配る「営業行為」や店頭での「呼び込み」は禁止していない。
このため、条例が施行されたとしても、客引きとの線引きが難しいことから実際には摘発されず、
効果が望めないのではないかという懸念もある。

また、別の懸念もある。風営法は「風俗営業の許可」を持つキャバクラやホストクラブなどに対し、
客引きそのものを禁じているが、ススキノでは路上で通行人に声を掛けて店に連れて行く行為が
まかり通っているのが実態だ。こうした状況を是正せず、カラオケや居酒屋などの客引きを
摘発対象とすれば「不公平」との声が出る可能性もはらんでいる。