大阪は東京の中央政府と戦う時が来ましたね。

維新、衆院選にらみ対決姿勢 改革路線前面に
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6ac88281f564d5ca752980a07d6b9aca333e4ee
自民党は29日、菅義偉首相の任期満了に伴う総裁選を行い、第27代総裁に岸田文雄前政調会長(64)を選出した。岸田新総裁誕生を受け、菅政権とのパイプを有してきた日本維新の会は次期衆院選をにらみ、対決姿勢を鮮明にする構えだ。改革路線を前面に打ち出し、スタンスの違いを強調することで、地盤の大阪以外でも存在感を示す思惑があるとみられる。

「永田町の派閥論理。党内の権力争いの中で旧態依然の体質をさらけ出した」

維新の松井一郎代表(大阪市長)は29日、自民党総裁選の結果をこう皮肉ってみせた。2回の投票のいずれも地方票は河野太郎氏が岸田氏を上回ったにもかかわらず、国会議員票で勝敗が決したためだ。

松井氏は新型コロナウイルスワクチンの接種をめぐり、河野氏と電話一本で連絡が取れる間柄。維新内には河野氏の改革手腕への期待がある一方、路線が近いこともあり「河野氏が勝てば、衆院選は戦いにくくなる」との懸念もあった。

これまで是々非々の立場で自民党政権と対峙(たいじ)してきた維新。ある衆院議員は総裁選で岸田氏優勢との観測が出た今月下旬、松井氏に「ファイティングポーズを取るべきだ」と伝えた。松井氏からは「戦わなあかんな」とのメールが返ってきたという。

岸田氏は総裁選で「新自由主義的な政策からの転換」を訴えた。維新の吉村洋文副代表(大阪府知事)は「民間を国がコントロールする発想で、対立軸は明確になった」と強調。ある衆院選候補予定者も「規制改革を目指すのが維新。カラーの違いがはっきりし、『岸田自民』の方が戦いやすい」とほくそ笑んだ。