当時、マーシャル・マクルーハンという有名な社会学者が、テレビを見てれば楽しめるので
万博会場に行く人はいないとコメントして、日本側の万博企画者は真っ青になったが
蓋を開けてみたら大盛況であった。堺屋太一

マクルーハンの理論が信用されなくなったのは大阪万博のせいだったそうだw
マクルーハン理論ではテレビのような「伝達型メディア」の台頭によってイベントには
人が集まらなくなるはずだったが、モントリオール万博や大阪万博ではマクルーハンの予測がまったくはずれた。
イベントとは「集人型メディア」であり、この重要性はテレビやインターネットが登場しても変わらない。

リチャード・フロリダのクリエイティブ都市論と同じだ。イベントをやり、楽しみがあふれた街作りをすることで経済も潤う。
あれだけ開催前に批判されていた愛知万博が大成功を収めた理由もよく分かる。