☆『日本』発祥の地・茨城県
世に東海道と称するは、伊勢国鈴鹿より初まり、奥羽・常州の界なこその関にて終るなり。
海内を日の本と号するも、この常陸国より称え初めしといえり。
(東洋文庫『東遊雑記』古川古松軒/地理学者/岡山県出身)

☆『武道』発祥の地・関東地方
剣豪の故郷として歴史上で先行するのが東国の地である。関八州は古来尚武の地であった。
平氏政権を倒して武家政治を作り上げるのに大きな役割を果たしたのが東国武士団である。
(『原田伴彦著作集』原田伴彦・大阪市立大学名誉教授)

☆『朝鮮帰化族』発祥の地・京都府
帰化人たちは、そのほとんど全部が奈良盆地、大阪平野、京都盆地と、その周辺地域である播磨平野、紀ノ川流域、近江盆地あたりに根をおろしたといってよい。
この点はこののちずっと古代を通じてたいしてかわらない。
(吉川弘文館『古代の帰化人』関晃/歴史学者/熊本県出身)

☆『朝鮮帰化族』発祥の地・五畿内
畿内古代人は韓国朝鮮現代人に類似する畿内現代人と同じグループに属し、縄文人から最も離れている。
(朝日選書『日本人のきた道』池田次郎/京都大学名誉教授)

☆『朝鮮帰化族』発祥の地・関西地方
関西人には細い目をした髭の薄いのっぺり顔が多い。
(講談社『日本人の起源』中橋孝博/人類学者/奈良県出身)

☆『朝鮮式土器』発祥の地・大阪府
朝鮮系の土器の列島内における分布は、畿内の河内、大和にとりわけ多い。
(角川書店『アジアからみた古代日本』)