>>953
大阪の私鉄は鉄道各社にテリトリー意識が強く、北部は阪急や阪神、南部は南海や近鉄みたいにバラバラに離れてて乗り換えもマトモに出来なかったりする。
私鉄各社が沿線の街を囲い込んで独占したいという思想で街が作られてきたから、大阪は全体的に他社との乗り継ぎのことがほとんど考慮されてない街になっていた。
街を移動されるより、人の流れが私鉄のテリトリー内で完結することを良しとした。
各々の鉄道会社の作った百貨店や街に留まってくれればいいという。
阪急沿線がステータス地域になったのも良くも悪くもそういう意識によるもの。
乗り換えにしてもわざと歩かせて不便にして“乗り換えついでに買い物してほしい”というセコい思想になっていた。
そうやって大阪は街が鉄道各社に帰属してバラバラに分断された不便な構造になっていった。
そういう問題が時代の変化によって益々ネックになってきて、今さらになってナニワ筋線みたいな協力体制をやることとなった。
しかし乗り入れや会社跨ぎの弊害も大きく、時短効果も大したことないから痛い。

対照的に邪魔にならない地下ホームで名古屋駅&金山駅を中心にして全方位に流動させてる名鉄。
大阪がやりたかったか私鉄の相互乗り入れによる多様な流動を、名鉄は散らばった私鉄を統合して一社で効率的に実現した状態。
中部国際空港からも名古屋駅28分、金山総合駅23分と2つのハブターミナルを通るうえに速くて便利。
しかもターミナルが近鉄とも壁一枚で隣接しててこれから1つの巨大ターミナルビルとして再開発され、日本で唯一無二の巨大私鉄ハブターミナルとなる。
名鉄はナニワ筋線の理想を実現させた状態なんだよ。