新幹線予定地にJRタワーを建てる決断に対して、批判の声はあるが、
この決断は英断と思う。

JRと地下鉄駅の中間という一等地が、30年近く遊休地になるところだった。
ちな、駅前通やチカホなどというメーンストリートがその延長線上にある。

30年ってうまれたばかりの赤ん坊が、赤ん坊を生む立場になるくらいの歳月だ。
その間に仮説店舗とか四季関連施設がたっても、立地のポテンシャルを満たせない。

JRタワー関連の売り上げを1500億円/年として、4.5兆円の経済効果がある。
札幌の総生産の8ヶ月相当だ。JRタワーの売り上げすべてが札幌の総生産にはならないが。

開通後も、新幹線ホームやコンコースなどになっても、折角の一等地なのに
金のなる木にはなれない。
新幹線駅なんて300m人流のメーン動線から外れても、需要が減るわけではない。

むしろ、動線の分散や創成側で分断されていた都心の東伸に役に立つ。
東豊線サイドにも需要を促す。