大阪・淀屋橋にツインビル建設へ 御堂筋の顔に
https://www.sankei.com/west/news/190530/wst1905300034-n1.html

大阪市中心部を南北に貫くメインストリート・御堂筋の淀屋橋駅周辺に、オフィスや商業施設などを
備えた高さ130メートル超の高層複合ビル2棟が建設されることが30日、分かった。完成すれば
御堂筋北側の玄関口に立地するツインビルとなり、新しい「顔」になりそうだ。

 ツインビルが建設されるのは、御堂筋と土佐堀川が交差するエリアの南側の東西の角地。東側
(面積3900平方メートル)では京阪電気鉄道と日本土地建物が高さ150メートル、西側(同7200
平方メートル)は大和ハウス工業や住友商事、住友生命保険など11者が高さ135メートルのビルを
それぞれ共同開発する。完成は令和6(2024)〜7年を見込む。

 現在、建設予定地域には築50年前後、高さ30メートル程度のビルが建つ。通常1000%の容積率
が1600%に緩和され、高機能オフィスや貸会議室、店舗スペースなどが設けられる。

 再開発は、2025年の大阪・関西万博も視野に進められることになった。淀屋橋以南の御堂筋は
イチョウ並木で知られる市のシンボル的な存在で、ツインビルは周辺の景観と調和した形で開発が
進められる見通しだ