>>261の続き

だから梅田っていうのは元々あくまで他所の企業が支社や支店を置くような、「副都心」に過ぎないんだよ
梅田の商業ビルと比べても船場のオフィスビルはどこか格調高く、船場商人の矜持すら感じさせる

最近だと日本ハムや帝人、伊藤忠商事大阪本社が梅田に移転して梅田のオフィス機能も拡張しているが、
それでも大阪最大の業務地は船場だからね未だに

だから梅田のビルが東京の業務中心地である大丸有と比べて劣るのは仕方がない


ところで東京と大阪のオフィスビルの違いは単にその見た目に限らない
『ゴリモンな日々』という有名な大阪の都市ブログがあるが、コメ常連の大阪淀屋氏のコメが記憶にあるのでうろ覚えだが書くと、
「東京と大阪のオフィスビルは投資されている『お金』の額が違って、例えばそれはフロア面積の違いもあるが、内装に至るまで実は差があって、
調度品の質にまで差がある場合もある」ということだった


高度成長期、まだ船場に多くの大企業が本部を置き、伊藤忠・丸紅が「御堂筋会談」を開き、住友銀行の行員が御堂筋を
自転車で駆け回っていたころ・・・そんな時代に建てられた大規模オフィスビルはやはり格調高い
当時の最先端技術を結集して建設された大林ビル、市内有数の面積を誇る住友1号館、本町の御堂筋ビル・・・