2月6日、観光庁と日本政府観光局(JNTO)がインバウンド促進キャンペーンとして、
日本の観光資源を世界にアピールするプロモーション動画を公開した。

2017年の訪日外国人観光客は過去最高の2869万人と華々しく報じられているが、
実はこの「日本人気」はベトナム、中国、台湾、韓国というアジア限定。
欧米などのその他のエリアからの訪日外国人観光客となると300万人程度で、
これは「中国やタイにも負けている」(田村明比古・観光庁長官)というのが現実なのだ。

観光庁が、ドイツ、英国、フランス、米国、カナダ、オーストラリアの6ヵ国を対象に、
海外旅行に関するアンケート調査を実施したところ、
「日本には『富士山』『桜』『寺』があるくらいで、
長期間滞在する旅行先としては退屈だと思われていること」(田村長官)が判明したというのだ。
http://diamond.jp/articles/-/159825