経営難のJR 雪対策の負担ずしり 鉄路除雪 頼りは人の手
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経営難が続くJR北海道に冬季の雪対策が重くのしかかっている。
年間40億〜50億円の経費がかかる上、人手不足が深刻化する中で除雪作業員の確保も難しくなっている。
毎夜行われる除雪作業は、脱線などを防ぐため雪を丁寧に取り除く必要があり手作業に頼る部分が多い。
JR手稲駅(札幌)で、雪国で鉄路を維持する厳しさの一端を見た。

 最も手間がかかるのは列車の進路を切り替える分岐器(ポイント)の除雪だ。
雪がたまったり、凍り付いてしまったりすれば、線路が切り替わらず列車の運休や遅れの原因になる。
東西約1キロに及ぶ手稲駅構内にはポイントが24カ所あり、約4時間半かけ手作業で除雪していく。

 除雪作業員はパートナー社員と呼ばれ、JRが12月1日〜3月31日までの期間限定で雇う。
冬場に作業のない農家や観光施設などで働く人が多い。
道内全体で約1800人を雇用するが、駅によっては近年、作業員の確保が難しい。

作業員の職は地域内で代々受け継がれてきたが、最近では高齢を理由に辞める人などが多く、
地域内で後任がなかなか見つからないという。要員が足りず、他の駅の作業員で賄うこともある。