その手の東西対立厨の中高年は、実際には近畿、特に大阪にとって全然プラスに
ならんのだが、そのことがわからないのは世代の違いなんだろうと思う。

大都市なんて、外から人や投資を呼び込めてナンボの存在だし、いろんなところから
人が集まるからこそ、新しいアイディアが産まれたりイノベーションも進む。
土着民が少なかった神戸なんて、外国人も含め外からどんどん人が来たからこそ
流行や新しいビジネスモデルが産まれる先端性の強い都市だったし、
近代大阪だって近代教育を受けたエリートが関東含めあちこちから流れてきたからこそ、
大阪に蓄積されていた資本を生かすことができて、どんどん近代企業が産まれる力強い都市だった。

ところが、西日本からの流入さえ細った今になって、近畿の人間以外を排除したがるような
原理主義者が跋扈するようになっている。それは本来は大都市じゃなく、閉鎖的な田舎の
することなんだがな。