日本人はあまりにも自分勝手(自由とは違う)
他の建物などをまったく考慮せず、
市街地に一戸建て、その南に平気でマンションができるし、
メインストリートに平気で壁を向けるし、青空駐車場を作る。
これは政府・自治体・建設会社を変えるのは勿論のこと、
市民全体が、こういうものは駄目だ、と思うようにしなければいけない。
都市・建築と関係を持たない人間はいない。
専門科目としてではなく、基礎知識は国民全員が知っておく必要がある。

例えば建ぺい率の使い方。
正方形街区に9等分された土地があるとき、
今の日本の場合、それぞれのど真ん中に建てる。
建物の隙間は狭く、庭にもならず、不衛生で犯罪の温床になる。
これをもし、中央を駐車場か公園とし、
その他が街区の外側に建物を、内側に駐車場などを持ってこれば…
良好な共有スペースができる。
居住環境もよくなり、日照の問題も起こりにくくなる。
外から見れば建物がきっちり建てられていて、
商店街ならば隙間なく都会らしい空間となる。
こういう考え方が出来るようにしなくてはいけない。