秋葉賢也復興相は17日、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出の風評被害対策に関し、有識者会議立ち上げを検討する意向を明らかにした。宮城県庁で村井嘉浩知事と意見交換後、記者団の取材に応じた。
秋葉氏は「国民の理解をさらに丁寧に醸成していくという考えから意見をもらい、放出に向けて理解を深めるための一助になるような取り組みができれば」と述べた。メンバーや設置時期などは未定で、交流サイト(SNS)による情報発信などを想定している。
東電は来春の海洋放出開始を目指しているが、風評被害の懸念から福島県と隣接する宮城県でも、漁業関係者を中心に反発する声が根強い。
村井知事は意見交換の際、東日本大震災の被災者の心のケアや、放出で影響を受ける水産業などの事業継続に必要な支援を求める要望書を提出した。
https://www.sankei.com/article/20220817-PMU26BTQORKVNG3KXXPOATVESY/
秋葉氏は「国民の理解をさらに丁寧に醸成していくという考えから意見をもらい、放出に向けて理解を深めるための一助になるような取り組みができれば」と述べた。メンバーや設置時期などは未定で、交流サイト(SNS)による情報発信などを想定している。
東電は来春の海洋放出開始を目指しているが、風評被害の懸念から福島県と隣接する宮城県でも、漁業関係者を中心に反発する声が根強い。
村井知事は意見交換の際、東日本大震災の被災者の心のケアや、放出で影響を受ける水産業などの事業継続に必要な支援を求める要望書を提出した。
https://www.sankei.com/article/20220817-PMU26BTQORKVNG3KXXPOATVESY/