update:2020/7/28 7:06ミリタリー/航空アメリカ軍, ロシア軍, 偵察機
アメリカアフリカ軍(USAFRICOM)は2020年7月24日(現地時間)、北アフリカのリビアでロシアが当地で具体的な軍事行動を起こそうとする明確な証拠を得た、と発表しました。これらの動きは、ロシア政府が出資する民間軍事会社、ワグナー・グループを通じたものだと指摘しています。
独裁的な指導者だったカダフィ氏が2011年に死亡して以来、安定した政権が樹立できずに内戦が続くリビア。トリポリとトブルクを拠点とする2つの勢力がそれぞれに暫定政府を作って正統性を主張しているほか、それにトルコなど周辺国も介入する事態となり、数多くの難民が地中海諸国へ流出するなど混迷を極めています。
トルコやカタールが支援するトリポリの暫定政府と敵対しているのが、旧リビア政府軍を母体とし、旧陸軍のハフタル将軍が率いるリビア国民軍。リビア東部の港湾都市ベンガジを拠点とし、2019年から大規模な軍事行動を幾度となく起こしています。
ハフタル将軍率いるリビア国民軍に深く関与している、とされているのが、ロシア政府が出資して設立された民間軍事会社のワグナー・グループ。アメリカは、ワグナー・グループがロシアの表だったリビア関与を避けるためのダミー組織とみなしており、これまでにも再三にわたってロシア軍の戦闘機などがワグナー・グループのもとへ派遣されているという発表をしています。
===== 後略 =====
全文は下記URLで
Last Updated:2020/7/28 07:06 Edited By 咲村 珠樹 © C.S.T.ENTERTAINMENT Inc. URL: https://otakei.otakuma.net/archives/2020072801.html
アメリカアフリカ軍(USAFRICOM)は2020年7月24日(現地時間)、北アフリカのリビアでロシアが当地で具体的な軍事行動を起こそうとする明確な証拠を得た、と発表しました。これらの動きは、ロシア政府が出資する民間軍事会社、ワグナー・グループを通じたものだと指摘しています。
独裁的な指導者だったカダフィ氏が2011年に死亡して以来、安定した政権が樹立できずに内戦が続くリビア。トリポリとトブルクを拠点とする2つの勢力がそれぞれに暫定政府を作って正統性を主張しているほか、それにトルコなど周辺国も介入する事態となり、数多くの難民が地中海諸国へ流出するなど混迷を極めています。
トルコやカタールが支援するトリポリの暫定政府と敵対しているのが、旧リビア政府軍を母体とし、旧陸軍のハフタル将軍が率いるリビア国民軍。リビア東部の港湾都市ベンガジを拠点とし、2019年から大規模な軍事行動を幾度となく起こしています。
ハフタル将軍率いるリビア国民軍に深く関与している、とされているのが、ロシア政府が出資して設立された民間軍事会社のワグナー・グループ。アメリカは、ワグナー・グループがロシアの表だったリビア関与を避けるためのダミー組織とみなしており、これまでにも再三にわたってロシア軍の戦闘機などがワグナー・グループのもとへ派遣されているという発表をしています。
===== 後略 =====
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