社会
自転車横断帯はできたものの・・・
(山口県)
■ 動画をみる
20日朝、周南市の国道2号線で、自転車と車が衝突、けが人が出る事故があった。その現場は、事故のあった日から運用が始まった新しい自転車横断帯だ。通勤、通学時間帯の事故現場を訪ねてみた。
伊東記者「いま午前7時半をすぎたところ。交通量の多い時間帯に事故は起きた」。事故は周南市の三田川交差点に新設された自転車横断帯で発生した。
20日午前7時半ごろ、左折しようとした車に自転車が巻き込まれ、1人が軽いけがをした。ドライバーから見る三田川交差点はこのような形になっている。
伊東記者「曲がってすぐに横断帯・・・距離が近くてちょっと怖い」。そして8メートル先には元の自転車横断帯がある。この自転車横断帯は、
自転車の利用が多い地区で自転車と歩行者の衝突事故を防ごうと元々、横断歩道のそばにあったものを移している。その結果、自転車は車のすぐそばを走らなくてはならなくなった。
事故を受け、生徒に自転車横断体を渡らないように指導をしている学校もあるという。なぜ、新しい自転車横断帯は車道に近い位置に設置されたのでしょうか。
国交省中国地方整備局山口河川国道事務所・伊藤等工務課長「離すことで歩行者と自転車が接触しないというメリットはある。急に切り替えるとやはり戸惑いが生じるのでPRが大事と思っているので
ドライバーにも看板を立てて周知していく」。国土交通省の「自転車通行環境モデル地区整備」事業で作られた見慣れない道路に歩道の利用者から不安の声も聞こえた。
市民「いつのまにやらなっちょるね・・・最近じゃろ?気がつかんかった」。「歩行者との交錯がなくなるので通りやすい」。「相談だね、こっちきちゃいけんかった。気が付かなかった」。
国交省によると、3月中には新しい自転車横断帯に色を塗って認識しやすくしたり、看板を増やすなど対応していく予定だという。慣れない道路での事故を防ぐため、周知が必要といえそうだ。
[ 2/22 21:25 山口放送]
http://www.news24.jp/nnn/news87010183.html
Copyright(C)NNN(Nippon News Network)
自転車横断帯はできたものの・・・
(山口県)
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20日朝、周南市の国道2号線で、自転車と車が衝突、けが人が出る事故があった。その現場は、事故のあった日から運用が始まった新しい自転車横断帯だ。通勤、通学時間帯の事故現場を訪ねてみた。
伊東記者「いま午前7時半をすぎたところ。交通量の多い時間帯に事故は起きた」。事故は周南市の三田川交差点に新設された自転車横断帯で発生した。
20日午前7時半ごろ、左折しようとした車に自転車が巻き込まれ、1人が軽いけがをした。ドライバーから見る三田川交差点はこのような形になっている。
伊東記者「曲がってすぐに横断帯・・・距離が近くてちょっと怖い」。そして8メートル先には元の自転車横断帯がある。この自転車横断帯は、
自転車の利用が多い地区で自転車と歩行者の衝突事故を防ごうと元々、横断歩道のそばにあったものを移している。その結果、自転車は車のすぐそばを走らなくてはならなくなった。
事故を受け、生徒に自転車横断体を渡らないように指導をしている学校もあるという。なぜ、新しい自転車横断帯は車道に近い位置に設置されたのでしょうか。
国交省中国地方整備局山口河川国道事務所・伊藤等工務課長「離すことで歩行者と自転車が接触しないというメリットはある。急に切り替えるとやはり戸惑いが生じるのでPRが大事と思っているので
ドライバーにも看板を立てて周知していく」。国土交通省の「自転車通行環境モデル地区整備」事業で作られた見慣れない道路に歩道の利用者から不安の声も聞こえた。
市民「いつのまにやらなっちょるね・・・最近じゃろ?気がつかんかった」。「歩行者との交錯がなくなるので通りやすい」。「相談だね、こっちきちゃいけんかった。気が付かなかった」。
国交省によると、3月中には新しい自転車横断帯に色を塗って認識しやすくしたり、看板を増やすなど対応していく予定だという。慣れない道路での事故を防ぐため、周知が必要といえそうだ。
[ 2/22 21:25 山口放送]
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