猿回しの歴史などを示す写真や資料が展示された企画展の会場
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企画展に合わせて披露された筑豊大介さん猿回しの実演
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筑豊を拠点に猿回しの芸を伝えている直方市の筑豊大介さん(61)の活動に焦点を当てた企画展「筑豊大介の仕事」が鞍手町小牧の町歴史民俗博物館で開かれている。猿回しの歴史や筑豊大介さんの足跡を資料や写真約80点で紹介している。12月3日まで。入場無料。
猿回しは江戸時代、庶民の娯楽として広く親しまれた。明治時代から周防(山口県)の猿回しが全国的に活躍、戦後いったん途絶えたが1970年代に復活したという。
筑豊大介さんは、高校を卒業後に上京し俳優として活躍。80年に「周防猿まわしの会」に入るが、その後「猿舞座(さるまいざ)」を仲間と立ち上げた。88年からは筑豊に拠点を移し活動している。
会場には、縄文時代から江戸時代までの猿や猿回しに関連した歴史、猿回しの口上や芸を紹介したパネルを展示。84年に筑豊で2カ月間行った巡演の写真のほか、びっしり書き込まれた調教日誌、猿の衣装、太鼓、道具の入ったこうりなどの資料も並ぶ。
博物館の長谷川富恵学芸員は「明治時代までさかのぼる伝統芸としての猿回しを伝えている筑豊大介さんの活動を多くの人に知ってほしい」と話している。
=2017/11/30付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_chikuhou/article/376831
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企画展に合わせて披露された筑豊大介さん猿回しの実演
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筑豊を拠点に猿回しの芸を伝えている直方市の筑豊大介さん(61)の活動に焦点を当てた企画展「筑豊大介の仕事」が鞍手町小牧の町歴史民俗博物館で開かれている。猿回しの歴史や筑豊大介さんの足跡を資料や写真約80点で紹介している。12月3日まで。入場無料。
猿回しは江戸時代、庶民の娯楽として広く親しまれた。明治時代から周防(山口県)の猿回しが全国的に活躍、戦後いったん途絶えたが1970年代に復活したという。
筑豊大介さんは、高校を卒業後に上京し俳優として活躍。80年に「周防猿まわしの会」に入るが、その後「猿舞座(さるまいざ)」を仲間と立ち上げた。88年からは筑豊に拠点を移し活動している。
会場には、縄文時代から江戸時代までの猿や猿回しに関連した歴史、猿回しの口上や芸を紹介したパネルを展示。84年に筑豊で2カ月間行った巡演の写真のほか、びっしり書き込まれた調教日誌、猿の衣装、太鼓、道具の入ったこうりなどの資料も並ぶ。
博物館の長谷川富恵学芸員は「明治時代までさかのぼる伝統芸としての猿回しを伝えている筑豊大介さんの活動を多くの人に知ってほしい」と話している。
=2017/11/30付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_chikuhou/article/376831